派遣で働く40代の実情「日本の非正規社員数は?」

40代の派遣の仕事

日本の非正規社員数は?

日本の非正規社員数は?

非正規社員の雇用が増えています

企業での働き方には「正社員」と呼ばれる正規社員としての働き方があります。一方で「派遣社員」や「アルバイト・パート」という非正規社員という働き方があります。景気の上向きにより、正社員の数だけが増えているというイメージがあるかもしれませんが、実際のところは、非正規社員の数が増えていて、正規社員の雇用はそれほど増えていません。本格的に景気が上昇すれば正規社員の雇用も増えていくでしょうが、現在はまだその段階には到達していません。企業としては先行き不透明な時期に、コストが高い正規社員を雇用するリスクを取ることはできません。雇用におけるコストが低いアルバイトやパートを採用したり、雇用期間が決まっている派遣社員を雇用することで、リスクを抑えているのが現状です。そのため非正規社員の雇用は増え続けています。

正規社員はそれほど増えていません

派遣社員が減って、正規社員が増えているという印象を持つ背景に「派遣叩き」の問題があります。正社員と同様の仕事ができる派遣社員を便利に使い、いつまでたっても正社員に登用しないことに対して、派遣社員からも世論からも企業に対するバッシングがありました。企業はこのバッシングを避けるために、一時的に派遣社員の雇用を減らした時期があります。しかし派遣の代わりに採用していたのは正社員ではなく、アルバイトやパートなどの非正規社員でした。さらに派遣叩きによる社会的なバッシングが収まると、再び派遣社員の雇用を増やしています。世の中のイメージとは違い、正規社員の増加数はそれほどでもなく、いつの時代も非正規社員の採用ばかりが増加しています。

ライフスタイルの変化も要因に

また雇用される側の事情も非正規社員の増加傾向に拍車を掛けています。企業に依存しすぎずに、ある程度の自由を確保しながら仕事をしたい人が増えているからです。プライベートを優先しながら最低限の収入と福利厚生を得たいと考える人は、派遣という働き方を選びます。また結婚、育児というステージを迎えている女性は、アルバイトやパートという働き方を積極的に選んでいます。特に人材不足の企業は、派遣やアルバイトやパートとして働きたいボリュームゾーンの女性を中心に雇用して対応しています。また繁忙期と閑散期がハッキリしている企業の場合は、忙しい時期に非正規社員を採用するなどしてコスト管理をしています。さらに景気後退期、景気横ばい時期、景気拡大期など、景気の変化によって非正規社員の数を増やし柔軟に対応したいという企業も増えています。このような理由から、変化に対応しやすい非正規社員の雇用が増え続けています。

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