派遣で働く40代の実情「アルバイトとの違いは?」

40代の派遣の仕事

派遣とアルバイトの違いって?

派遣とアルバイトの違いって?

雇用主が違います

派遣とアルバイトは、似たような働き方に見えます。両者を同じようなカテゴリーとして見ている人も少なくないかもしれません。ただし、この両者の立場は実は大きく異なります。その根本的な原因は「雇用主の違い」によるものです。Aという企業で「アルバイト」として働いている場合、雇用主はAになります。A企業の求人募集に直接応募して、A企業の採用選考により採用された場合、アルバイトはA企業と直接雇用契約を結びます。
一方でAという企業で「派遣」として働いている場合、雇用主はAではなく、派遣会社になります。仮にBという派遣会社に登録している場合は、B派遣会社と雇用契約を結びます。B派遣会社から、A企業に派遣されているため、職場はA企業になりますが、雇用主はあくまでB派遣会社なので、給料もB派遣会社から出ます。

派遣会社との契約が優先されます

派遣会社に登録している派遣社員が雇用先で働く場合、先ほどの例で言えば、A企業がB派遣会社の社員に働いてもらう時は、派遣社員とB派遣会社が結んだ契約内容が優先されます。「業務内容」や「勤務地」、「勤務時間」などに関する契約内容です。A企業が派遣社員に転勤して働いてほしいと思っても、派遣社員がB派遣会社と「○○都道府県内のみで働く」という契約をしている場合は、転勤をさせることはできません。一方でアルバイトとして雇用されている場合は、A企業と直接労働条件を決めることになります。○○県で働くことを条件として雇用契約を結ぶケースもあるということです。さらに派遣社員は「就業期間」に決まりがあります。アルバイトの場合は就業期間の制限がないため企業とアルバイトが合意すれば、無制限で働き続けることができます。派遣社員の場合は「半年間」「2年間」などと派遣期間に制限があるため、延々と派遣先の企業で働き続けることはできません。

優遇される派遣と自由なアルバイト

派遣社員とアルバイトの違いとして、「時給」の違いがあります。ほとんどの場合、全く同じ仕事をした場合でもアルバイトよりも派遣社員のほうが給料が高くなります。また福利厚生がしっかりした派遣会社も多く、健康診断を無料で受けられたり、法人利用価格で保養施設やスポーツジムを利用できたりします。アルバイトの場合は福利厚生の恩恵を受けることはほぼありません。さらに企業とトラブルが起きた場合、アルバイトは自分ひとりで解決をしなくてはなりません。派遣社員の場合は派遣会社に相談をすることができます。派遣会社を通じてトラブルを解決することができます。このようにあらゆる面で、アルバイトよりも派遣社員のほうが優遇されています。
ただし、自由度に関してはアルバイトのほうが上です。派遣社員は派遣会社が紹介してくれる企業でしか働くことができませんが、アルバイトはどのような企業の求人募集にも応募することができます。大手企業など敷居が高い憧れの企業にも、アルバイトとしてなら採用されやすい傾向があります。安心感を重視するなら派遣として、自由度を優先するならアルバイトとして働くと良いでしょう。

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