派遣で働く40代の仕事特集「保育士」

「基本的生活習慣」を意識します

派遣社員が数多く求められている職場のひとつが保育所です。特に保育士としてのキャリアが豊富な40代の人材は「即戦力」として引く手あまたです。また子育てのプロとして、育児経験のある主婦は保育士として働いた経験が無くても採用されやすい傾向にあります。保育士の仕事に興味がある人は、具体的な仕事内容をチェックしておきましょう。保育士の仕事の最も基本的なことは、保育所の子ども達が小学校に上がる前に「基本的な生活習慣」を身につけさせることです。基本的生活習慣を身につけないと、心身ともに健康に社会生活を送ることができないからです。基本的生活習慣とは「食事」「睡眠」「排泄」「清潔」「衣類の着脱」です。保育士として働く時には、この5つの項目を意識して働くようにしましょう。

身の回りのお世話と成長を促す

保育士は、大切な子どもを両親から預かり、身の回りのお世話をするのが仕事の基本になります。そのため子どもが健康な状態で家に帰れるように注意を払います。子どもの顔色や行動を良く見て、普段と変わりがないかチェックします。ただ子どもたちを預かるだけでなく、子どもたちの成長も促せるようにします。そのことを両親に説明できるように「保育方針」を明らかにする必要もあります。そのために子どもごとに「個別指導計画」を立てます。子どもの年齢や発達によって、年間計画、月間計画を立てていきます。また子ども達の社会性を養うことも大切な仕事になります。ルールのある遊びをすることで、子どもたちの社会性は養われていきます。ママゴトなどの「ごっこ遊び」も、子どもの社会性を育むために必要なことです。遊んでいる子供たちの成長を見守っていきましょう。

派遣の保育士のメリットとは

派遣として保育士をするメリットは、求人募集が多いという点です。非正規の保育士を雇用している職場が8割とも言われていますので、すぐに保育士として働きたい人にとって派遣という働き方はおすすめです。アルバイトやパートとして保育士をする方法もありますが、派遣のほうが「時給が高い」というメリットがあります。ボーナスなどの手当てがない反面、時給では正社員と同等の扱いを受けることができます。さらにライフスタイルに合わせて保育士をできるというメリットもあります。派遣は派遣会社と雇用契約を結びますので、その時に決めた労働条件が保育所などの職場でも優先されます。「土日休み」「残業なし」「自宅近くの職場」などの条件通りの職場を紹介してもらえます。
このように派遣で保育士を始めると、仕事に就きやすく、高時給で、さらに自分の希望の条件に合った職場で働くことができるなど様々なメリットがあります。